漆と彫・栢野 茂（KAYANO,Shigeru） －Lacquerware－

緑のじゅうたん

ずいぶん久々の投稿になってしまったが、五重塔周辺の景色を紹介しましょう。

稲もだいぶ成長してきた。今はあたり一面みどり色の濃淡でまとめられています。
っていうか、緑しかない！
（撮影日：7月27日久しぶりに一時晴れとなったときに）


連日雨続きで、庭の各所にキノコの集落が発生。
庭の草も一気に伸びました。また草刈が大変なのです。

『ネジバナ』がいっぱい咲きました

庭では今、ネジバナがたくさん咲いています。
らせん形が美しいです。自然は優れたデザイナーだと感心しています。

ピンク色のがほとんどですが、離れた所に、白いネジバナが１株だけ咲いています。
野草ファンの人によると白は特に珍しいのだそうです。
ピンクのは毎年増え続けていますが、白色のは１株のままです。
・・・ただこの白いネジバナ、なぜかネジになっていません！

ネジバナの花が終わるまでこのゾーンの芝刈りはお休みです。

漆塗り作業

いまの時期は漆を塗る作業を重点的にやっています。
この1週間は雨がよく降りましたので漆がよく乾き、工程が捗りました。

＜解説＞漆が乾くとは、漆の中の酵素の働きにより樹液が硬化することです。
そして漆が乾くには十分な湿度を必要とします。
よって雨の多い梅雨時は一般的に漆がよく乾くのです。

作品紹介（竹集成材シリーズ／豆皿）

■竹集成材・八角豆皿　『モザイク／拭漆仕上げ』　　5.5cm×5.5cm×H1.2cm

ミニ皿です。
豆や小さなお菓子をのせたり、ワサビなどの薬味皿として、さらに箸置きやスプーン・レストとしてもご活用いただけます。
竹の断面がモザイク状の模様に見えます。


■エコ素材といわれる竹の新素材＜竹集成材＞の独特な表情や優れた寸法安定性，耐久性などに着目し、
漆器に活用する独自の取り組みを2007年から始めています。

梅雨入り

6月9日気象庁の発表がありました。
湿度が高いこの時期は漆がよく乾く時期でもあります。

写真は、小雨に煙る五重塔。
周りの田圃は田植えも済んで、ウキクサが増殖中。

作品紹介（竹集成材シリーズ／小皿）

■竹集成材・六角小皿-Kamesan-　『モザイク／拭漆仕上げ』　　対角12cm×H1.4cm

銘々皿や茶托などとして多用途に使えるお皿です。
竹の断面がモザイク状の模様に見えます。



■エコ素材といわれる竹の新素材＜竹集成材＞の独特な表情や優れた寸法安定性，耐久性などに着目し、
漆器に活用する独自の取り組みを2007年から始めています。

田植えが始まりました

周りの田圃ではいま田植えの真っ最中です。
カエルがにぎやかになる時期となりました。

展示会のご案内＜5月＞

■　栢野　茂　『使って楽しむ漆』展　　＊終了しました
　　2009.5.20～25　　 アートガーデン　ギャラリーⅡ　　（岡山市北区富町1-8-6）
　　　　　　　　　　　　　11:00AM～6:00PM　（最終日4:00まで）

生活の中で楽しく使える漆を目指しています。
今回は普段使いの小品（椀・カップ・皿・箸・スプーン・ボールペンなど）を主体に出品します。
竹集成材シリーズも新作ができました。
どうぞご覧ください。会場でお待ちしております。

展示会のご案内

■　『OZONEクラフトマーケット2009』 　　＊終了しました＊
　　　会場：リビングデザインセンターOZONE（新宿パークタワー）4～7階／全会期は～5.10
　　　　　　　　　　　　　>>詳細（専用サイト）　　　　　　　　　　　　　　
　　※私は【１期】 4月29日(水・祝)～5月1日(金)の3日間　に出展します。
　　　
　>>　私のブースは６階S棟のT15です　<<
　　　　　　（3日とも会場にいます）

今回は普段使いの小品を主体に出品します。
＜椀・カップ・皿・箸・スプーンやボールペンなど＞


　>>会場へのアクセス
新宿駅西口：新宿エルタワー 三菱東京UFJ銀行前より無料送迎シャトルバスが便利です。



■　栢野　茂　『使って楽しむ漆』展
　　2009.5.20～25　　 アートガーデン（岡山市）

OZONEのホームページ

■　リビングデザインセンターOZONE（新宿パークタワー）のホームページ
トップページ上段左端の窓にご注目ください。
（約7秒おきに写真が自動的に切り替わります）　　※終了しました
『竹集成材モザイク皿』が掲載されました。

これだけのことですが、制作者にとっては嬉しい出来事なのであります。
どうぞのぞいてみてくださいませ。
→　http://www.ozone.co.jp/

積み重ねて保管している時も飾りになるようなデザインにしています。
中ほどの３枚はふちを色漆で彩色仕上げしたものです。
菱餅のように紅・白・緑の順に重ねて飾ったイメージです。




＜竹集成材・角皿　『モザイク／拭漆仕上げ』　20cm×20cm×H2cm＞
※多用途に使いやすいサイズのお皿です。竹の断面がモザイク状の模様になっています。
■エコ素材といわれる竹の新素材＜竹集成材＞の独特な表情や優れた寸法安定性，耐久性などに着目し、
漆器に活用する独自の取り組みを2007年から始めています。

庭の草花－『タンポポ』－

『つくし』はすっかり伸びきってしまいましたが、今度は『タンポポ』が咲き始めました。
窓から向こうを見ると、総社市山手の山裾に点在する桃畑がピンク色の花でいっぱいです。
もうしばらくすると、一帯の田圃がレンゲ畑になります。

作品展予告

■ 2009.4.29～5.1　　OZONEクラフトマーケット2009 の【１期】に出展します。
　　　　　　　　　リビングデザインセンターOZONE（新宿パークタワー）4～7階／全会期は～5.10
　　　　　　　　　　　　　　>>　私のブースは６階S棟です　<<

■ 2009.5.20～25　　アートガーデン（岡山市）

『つくし』がいっぱい

つくしが一斉に出てきました。（撮影日2009.3.18）
毎年、工房の駐車スペースはつくし畑のようになります。
お彼岸ですが、彼岸花は今年はまだ一つも見えません。

作品紹介<壁掛け>（シリーズ日本のチョウ_1）

■　壁掛け　『ナガサキアゲハ』（浮彫）　42cm×32cm



※板は若干かまぼこ型の凸形状かつ壁に掛けた時に少し壁から浮くようにしてあります。

備中国分寺・五重塔

いま、紅白の梅が満開です。

作品紹介＜なつめ，香合＞

■なつめ(ｹﾔｷ)φ6.9cm×H7cm　
左／「最上」柿　　　右／繍球文･拭漆


■なつめ(ｸﾜ)φ6cm×H7cm
左／麻の葉･朱　　　右／網代･朱


■香合(ﾄﾁ)φ7.7cm
左／「富有」柿　　　右／繍球文　


　左／水仙　　　右／ツバキ(φ9.1cm)

うちのねこ

　■キジトラ仔猫の宅配便

数年前のある朝、軒下で段ボール箱に入っていました。
いろいろあった後、しかたなく飼うことになったのですが・・・。
いまはすっかりなかよしに。
時々獲物役にさせられて困ります。
実は、正式には「名前はまだ無い」のです。


時々尋ねます。どこから来たの？なぜうちにしたの？

作品紹介＜ボールペン＞＜椀＞

■　ボールペン（ケヤキ）　ノミ目，色漆





■　汁椀　色漆仕上げ　φ10.5cm×H7

作品紹介（竹集成材シリーズ／トレー）

■竹集成材・ティートレー　『らせん文／拭漆仕上げ』　30cm×18cm×H2cm

・ぐいのみ　『福文字「笑」／外白漆』ケヤキ
・片口　外朱／内黒
■エコ素材といわれる竹の新素材＜竹集成材＞の独特な表情や優れた寸法安定性，耐久性などに着目し、
漆器に活用する独自の取り組みを2007年から始めています。

作品紹介＜壁掛け【吉祥文字】＞

■　壁掛け　『吉祥福文字「福」（古代文字）』　25cm×25cm









文字浮彫・色漆仕上げ





※板は若干かまぼこ型の凸形状かつ壁に掛けた時に少し壁から浮くようにしてあります。